かつては地上波で俳優として活躍していた、千眼美子（せんげん・よしこ）さん。現在何をされているのか、調査しました。以前は「清水富美加（しみず・ふみか）名義で活動されていた千眼美子さんですが、2017年に出家し改名。現在は幸福の科学の広告塔として、法名を千眼美子としました。最近はテレビ出演が少なくなっていますが、現在はどのような活動をしているのでしょうか。今回は千眼さんの現在のお仕事や、ご結婚されているのかなど、気になるプロフィールを調べてみました。
千眼美子のプロフィール
まずは、千眼美子さんのプロフィールをご紹介します。
- 名前：千眼 美子/せんげん よしこ
- 本名：清水 富美加/しみず ふみか）
- 生年月日：1994年12月2日生まれ
- 星座：いて座
- 血液型：A型
- 身長：162㎝
- 趣味：歌うこと、詩を書くこと
- インスタグラム
千眼美子さんのインスタグラムは2022年2月ごろで更新が止まっているようです。ご本人のX（旧：Twitter）もありますが、リポストが多く、最近の情報は得られませんでした。
「清水富美加」名義で話題作に出演
千眼美子さんは「清水富美加」名義で活動していた頃、テレビ朝日系『仮面ライダーフォーゼ』（主演：福士蒼汰さん）の城島ユウキ役や、映画『東京喰種トーキョーグール』（主演：窪田正孝さん）のトーカ役などを熱演しました。
はっきりした目鼻立ちで、典型的な美少女であるにもかかわらず、ダイナミックで印象的な演技をする俳優として知られていましたね。若手俳優陣の中でも注目株だっただけに、清水富美加としての活動がみられなくなったことを残念に思う人もいたことでしょう。
2017年に出家
千眼美子さんは「清水富美加」として芸能活動をする中で、人肉を食べる人種の役柄など、良心や思想信条にかなわない仕事が増えることに嫌悪感を抱いていました。しかし、仕事を断れば事務所から干されると思い、恐怖と葛藤に苦しんでいたとか。そんなとき、清水富美加さんの心を救ってくれたのが、幸福の科学だったのだそうです。千眼美子さんは、事務所との契約を「奴隷契約」とし、宗教に逃げ込むように身を隠したのです。千眼美子さんは、子どもの頃から熱心な「幸福の科学」信者だったそうですよ。
参考：産経新聞
千眼美子が出家した幸福の科学って？
千眼美子さんが出家した「幸福の科学」とは、どのような団体なのでしょうか。日本ではあまり特定の宗教に所属するという文化が根付いておらず、無宗教が一般的です。そのため、千眼美子さんのように宗教活動をしていたり、出家したりする人が風変わりな目で見られる風潮がありますよね。しかし、宗教というのは罪を犯しているわけでも、非人道的な活動をしているわけでもありません。まずは、千眼美子さんが出家した幸福の科学について、情報を知っておきましょう。
「幸福の科学」の基本情報
幸福の科学は、1986年に宗教家・大川隆法さんが設立した宗教団体です。グループ会社には出版社、政治団体、学校法人、芸能プロダクションなどがあり、幅広い宗教活動を行っています。信仰の対象は地球至高神エル・カンターレです。エル・カンターレはこれまでに3回、地球上に現れており、1度目はアルファ、2度目はエローヒム、そして3度目は大川隆法氏であるといわれていますよ。「仏法真理」を教義とし、探究・学習・伝道を通じて「この世とあの世を貫く幸福」と地上ユートピアの建設を目指しています。
総裁・大川隆法氏について
総裁の大川隆法氏は1956年、徳島県で生まれました。東京大学法学部に在学中「イイシラセ」という内容の通信を、霊界から受信したそうです。それから霊能力に目覚め、29歳で『日蓮聖人の霊言』という著書を出版。偉人を降霊させて執筆させる「霊言」シリーズを次々と刊行しました。その後30歳で「幸福の科学」を設立。2023年、大川氏は東京の自宅で倒れ、66歳で逝去していますが、教団としてはいまだに死を公表していないそうです。
どんな活動をしている？
幸福の科学は現在、世界各地に拠点を持つ巨大な宗教団体となりました。2007年に初めて、ハワイで講演をしました。その後ブラジルやインド、ウガンダやオーストラリアなどで講演が行われてきました。幸福の科学の布教活動は主に出版物や講演会が中心であり、宗教活動の一環として、全国の書店に教団の本を置くよう働きかけ、信者が大量に購入して知人らに配るというプロモーションが行われます。2017年には、活字離れで本の売上減少をカバーすべく、千眼美子さんをはじめとするタレントを育成し芸能事務所を設立しました。
「出家」とは？
千眼美子さんは、清水富美加として活動していた芸能界を引退し、幸福の科学に出家し新たに活動を始めました。千眼さんは「出家」と表現しましたが、幸福の科学における出家とは、幸福の科学の職員として採用されることを表すそうです。J-CASTによると、出家とは一般的に「家を出て仏門に入ること」を意味し、家を離れて信者のみの集団生活を送ることを指します。しかし、幸福の科学では集団生活などは行わず、一般的な勤務のように幸福の科学に通勤するだけ。私たちが思っているよりも、ライトな宗教活動なのかもしれませんね。
千眼美子の現在
千眼美子さんは2017年2月に出家された後、3ヶ月の休養を経て、芸能活動を再開しました。当時のインタビューでは、名前を変えたことと共に変わったことは何かと聞かれて、今までとは違い「相手をハッピーにする」というはっきりした目的があると語っています。宗教と出会って、人生の目的を自覚するようになったということでしょうか。また、変わらないことは、朝起きるのが苦手なことだそう。相変わらずチャーミングなんですね。
幸福の科学で部長職！破格の扱い
2025年現在、千眼美子さんは幸福の科学の広告塔として、数々の映画に出演されています。『心霊喫茶「エクストラ」の秘密』や『レット・イット・ビー 〜怖いものは、やはり怖い〜』など、心霊系の作品に多く出演されているようです。文春オンラインによると、千眼美子さんは教団の事務所において部長職を担っており、月給は43万円。千眼美子さんだけ別格の扱いを受けているのだそうです。事務所のタレント紹介ページでは、誰よりも先に掲載されています。
歌手としてもデビュー
千眼美子さんは、歌手としてもデビューされています。清水富美加さんだった頃から、歌うことが趣味と話されていましたから、歌手として活動できるのは嬉しいでしょうね。複数のCDを出しているようで、千眼さんの可愛らしい声が印象的です。
手広く活動するというよりは、あくまで幸福の科学の広告塔として、宗教活動の一環で芸能活動をしているという状態なのですね。
千眼美子は結婚している？
千眼美子さんは、過去に結婚の噂があったようですが、公式発表はありません。幸福の科学では信者の結婚を禁止していないので、今後は結婚する可能性があります。もしそのようなお相手に巡り合えたら素敵ですね。幸福の科学グループには結婚相談所もありますので、千眼さんにもいいお話がたくさんあるのではないでしょうか。
まとめ
今回は千眼美子さんの現在の仕事や、結婚について調査しました。出家を発表されたときは、芸能活動を辞めるのではないかと噂されていました。地上波ではなかなか見ることができませんが、現在も俳優として活躍されていることを知り、安心した人も多くいたことでしょう。宗教活動にはなりますが、千眼美子さんの演技が見られることは嬉しいですね。今後のご活躍も期待しています。
