エストニア出身の元力士、把瑠都(本名:カイド・ホーベルソン)さん。
規格外のパワーで「エストニアの怪物」とも証されました。
2012年には幕の内で優勝を果たします。大関まで昇進した把瑠都さんは、欧州出身力士初の横綱になるのではないかと期待もされましたが、怪我に泣かされ引退に追いやられました。
そんな把瑠都さんは、現在何をしているのでしょうか?
引退理由や、家族のことについて調べてみました。
さっそく見ていきましょう。
把瑠都さんは現在何をしている?
引退後は日本で「オフィス北野」に所属してタレント活動をしていたそうです。(2018年に退社)
格闘家としても活躍されていた把瑠都さんは、2018年に母国であるエストニアに帰国し、政治家を志します。
そして2019年に国会議員に当選し、政界入りを果たします。
せいじか として だいいっぽ を ふみだしました。
がっぷりよつ で ガンバルトー! pic.twitter.com/3L10UugZjF— 把瑠都 (@Baruto_official) April 4, 2019
スーツ姿も貫禄があって、かっこいいですね。
国会議員を目指したきっかけは何?
農家出身の把瑠都さんは、エストニアに戻り間もなくして牧場を経営しました。
そのなかで把瑠都さんは、食糧の自給率の大切さや、農家の後継者問題などを政治活動を通して伝えていきたい、と思ったことがきっかけだそうです。
また、「エストニアと日本の架け橋になり、両国の交流に尽力したい」と語っていた把瑠都さん。
将来、把瑠都さんがエストニアの大統領になる日がやってくるかもしれませんね。
把瑠都さんは語学が堪能
把瑠都さんはなんと、エストニア語、英語、ロシア語、ドイツ語、そして日本語と、5カ国語を話すことができるそうです。
これは驚きですね!
エストニアでは多言語を話せるのは当たり前で、小学校から英語、ロシア語、ドイツ語の授業があるとお話しされていたそうです。
把瑠都さんの引退理由
2013年の9月11日に28歳で引退届を提出した把瑠都さん。
もともと左膝に痛みを抱えていた把瑠都さんは、2013年の夏場所7日目の稀勢の里(現在は荒磯親方)との一戦で、致命傷を負ってしまいます。
「膝の前十字靭帯と半月板を損傷」という診断を受けた把瑠都さんは、再起を目指し奮闘しますが、膝の故障がよくならず稽古もほとんどできなかったそうです。
また、把瑠都さんは優しい性格の持ち主であるがゆえに、常に戦い続けなければならないことに向いてなかったという点も引退理由のひとつと言われています。
把瑠都さんの奥さんはどんな人?
把瑠都さんの奥様はロシア出身のエレナ・トレクボワさん。
<把瑠都断髪式>2月8日に行われた把瑠都断髪式の様子を紹介します。エレナ夫人によるハサミ。土俵下から。介添えは木村秋治郎。#sumo pic.twitter.com/8nTndEXivd
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) February 10, 2014
お美しい…。着物姿もとても素敵です。
出会いは、エレナさんのお母様が経営する東京都内のロシア料理店。把瑠都さんが常連だったそうです。
日本語も話すことができ、現役時代は把瑠都さんの生活を支えてきたエレナさん。
ご結婚された時に把瑠都さんは、「優しいし、自分のことを大事にしてくれる。」とお話しされていたそうです。
把瑠都さんに子どもはいる?
把瑠都さんとエレナさんの間には、長男である息子のタール君がいます。
この時の投稿が2018年のものです。当時タール君は1歳くらいでしょうか?
きょう は 34さい の たんじょうび。
だいすきな むすこ と いっしょ。
こんなに おおきく なりました。 pic.twitter.com/gR6ddpouVA— 把瑠都 (@Baruto_official) November 5, 2018
なんと可愛いのでしょうか。並んで移っている把瑠都さんの優しい笑顔も素敵です。
把瑠都さんのX(旧Twitter)にも何度か登場しています。
タール君も力士を目指すのでしょうか?
成長が楽しみですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
相撲界を去り、タレントや格闘家など様々な経験を経てエストニアで国会議員をされている把瑠都さん。
今までの経験を活かしながら、政界でどんな風に活躍していくのかとても楽しみですね!
今後も応援したいです。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。